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TEDA(天津経済技術開発区)は中国で最初の国家級経済技術開発区の一つであり、すでに四半世紀以上の歴史を有しています。
中国商務部によれば、TEDAの主要経済指標は国内に54箇所存在する国家級開発区の中でトップを占めており、中国北部加工製造業の中心地、ハイテク技術開発の一大根拠地となっています。(*1) 天津は今後の中国の工業を担う「環渤海経済圏」(*2)―遼寧南部沿海地域から渤海を囲み、北京、天津を扇の要としつつ山東省の主要沿海都市へと続く―の中心都市であります。 |
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周知の通り中国は2010年通年のGDPで遂に日本を抜き、世界第2位の経済大国として台頭しています。
経済総量で目覚しい発展を続けているものの、核心技術を持つ企業はまだ少なく、為替の優位性で低価格に頼った輸出攻勢をかけているのが実態です。 このため中国政府は、引き続き技術移転をおこなえる外国企業に中国国内での直接投資を呼び掛けています。TEDAは特に、電子情報産業、装置産業、石油化学産業、医薬ならびに医療機械産業、新エネルギーならびに新素材産業、航空宇宙産業、栄養健康産業、BPO等各種サービス産業の誘致を重視しています。 |
TEDA管理委員会ならびにその関連企業は、以下の関心を持っています。
1)TEDAの重点誘致項目(上述)に該当する日本企業を誘致したい。 2)TEDAの重点誘致項目(上述)に該当する日本企業から技術移転を進めたい。 3)重点誘致項目ないしはその他の分野で技術力をもつ中小企業の誘致を進めたい。 |
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